膀胱炎・排尿痛(女性版)対策協議会

健康対策協議会

 初老薬剤師くにじぃであります!

 今回のテーマは、膀胱炎排尿痛です。

 人になかなか相談できない病、症状のひとつに、膀胱炎・排尿痛があります。

 敵を知って、己を知る。これが、万病対策の原則!

 まず、感染性のものと、非感染性のものとがあることを知っておきましょう。

 感染症は、尿道口から雑菌が入り、尿道から膀胱へと侵入した微生物が、膀胱で繁殖して炎症を起こすことで生じるというルートをたどります。
 物理的防衛方法として、外部からの菌の侵入は、昔からトイレでの拭き取りを、後ろから前にしないということで、その大半をふせぐことができます。

 大腸菌などの雑菌を、尿道口に付着させないための鉄則ルールです。

 特に、ほとんどの便器が洋式になっている今、用をたした後、腰かけている形なので、おしり後方と便座に隙間がないため、開いた両膝の間の方から、トイレットペーパーを使用する、つまり後方から前にかけてのふき取り動作をしがちです。

 最近、女性に尿道炎や膀胱炎が多くなっている理由のひとつに、洋式便器の普及があったわけです。

 とくに大を済ませた後は、ふき取り方向を、便座から腰を浮かして、おしりの方から紙を差し入れ、後ろに向かって拭き取るを心掛けてください。

 炎症の部位によって、排尿痛の位置も変わってきます。

 おしっこの出口の部分が、しみる、痛むという場合は、尿道口を含む尿道炎となります。

 膀胱炎の場合は、下腹(恥骨上部)の痛みや違和感(重さ、だるさ)さらに排尿後に絞るような痛み(鈍痛)を感じます。

 どちらの炎症も激しくなると、表面粘膜の剥離が原因して、血尿がみられる場合もあります。

 尿道炎・膀胱炎を繰り返すタイプの方は、抵抗力が落ちて、微生物が繁殖しやすい状況になっていることが考えられます。
 また、感染検査をしても菌の繁殖が見られない、無菌性の膀胱炎・尿道炎もあります。
 これは、膀胱や尿道の表面粘膜が荒れて炎症を起こしており、過敏になっているために出てくる症状で、冬に辛い冷え性(昨今は夏場の冷房でも体を冷やします)体質の方にも多くみられます。

 微生物が原因の感染症は、治療に抗生物質を用いますが、あまり繰り返して服用すると、菌交代現象といわれる副作用が生じ、真菌(カビの種類)がこれまでの原因菌と入れ替わって繁殖するという現象が起こることも珍しくありません。

 さらに、抗生物質を服用すると、必要な場所のみに効果が出るのではなく、全身に行き渡るため、腸内細菌にも影響を与えるため、下痢を起こしたりもしやすくなります。

 病院に行く目安は、発熱と血尿だと初老薬剤師くにじぃは考えております。もちろん、生活に支障がでるような激痛のある場合は、早くお医者様に診てもらうことをお勧めします。

 上記のような激しい症状でない場合は、早めに薬草処方の服用をお勧めします。

 タイプは2タイプ

 Aタイプ

 頻尿・軽い排尿痛・違和感があり、結構繰り返すタイプ。
 冷え性、足のむくみなどが普段出やすいタイプでもあります。
 毎食間(空腹時)に、白湯などの温かい飲み物で服用。
 

 Bタイプ

 排尿痛が激しく、下腹の差し込み痛があるタイプ。
 おしっこに行きたくて、トイレに行っても、あまり出ない場合が多い。
 毎食間(空腹時)に、多めのお水で服用。

 どちらが自分のタイプか、迷ったときは、Aタイプです。

 どちらも、1週間の服用での改善が目安になります。

 Aタイプの方は、繰り返す体質改善の取り組みをお勧めします。

 

 お近くの漢方相談薬局で相談してみてください。
 もし、近所に相談薬局がない場合、1週間分をお分けします。

 Aタイプの方は、基本的に体が冷えている人で、冷え性タイプを自覚している人が多いものです。
 また、体が疲れやすく、基本的に色白で、内臓下垂の傾向が見られ、見た目ほっそりしていても、下腹が出ている体形の傾向が見られます。

 さらに、このタイプの人は、頑張り屋さんですが、気力体力が尽きると落ち込みやすく、人からは気が強そうに思われがちですが、実際は気が弱く、精神的ストレスを引きずりやすい傾向があります。

 このタイプには、膀胱に抵抗力を与える薬草処方に加え、体も心も温めてあげる薬草処方が合わさったものが、ぐっと力を発揮します。

 服用して、2~3日で膀胱炎、尿道炎の症状の改善を感じても、途中でやめないで最後まで服用し上げることで、基本体力と精神的なストレス改善作用も相まって、主症状である尿の違和感のみだけでなく、体の芯から心の修復も行ってくれます。

 Aタイプをご希望の方は>>ここからどうぞ

 Bタイプは、Aタイプではないぞという方。

 比較的、体力が充実していて、姉(あね)さん気質で、手足は冷えるよりも火照るタイプ。夜寝るときに、布団から足を出して、冷たい感触に触れた方が気持ちいいという人もいます。

 このタイプの人の膀胱炎・尿道炎は、抵抗力があるため、症状が激しく出やすく、排尿痛や下腹の痛みが強く、熱感を覚えることもあります。

 患部の熱を取り、炎症を鎮める作用が主力の薬草処方が効き目を発揮します。このタイプも、症状の改善がみられても、予防のために服薬しあげてください。

 Bタイプをご希望の方は>>ここからどうぞ

 

 相談しづらい、病院に行く時間が取れないなどの方は、ご利用ください。
 自分がどのタイプかわからない方は、以下に詳しい症状を書き込んでいただければ、ご返答いたします。

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