アフターコロナの経営対策協議会・電気代節減編

経営対策協議会

 未曾有の大不況が訪れる、いやすでに訪れているともいえるコロナ感染。

 どうも!初老薬剤師くにじぃです。

 創業100年、田舎で40年も薬剤師(三代目)として、頑張っとります。息子夫婦にバトンタッチ中で、できれば2年後には、社長の座を譲りたいと思い、事業継承に取り組んできました。

 というさなか、このコロナ感染症の世界的流行。

 40年間、妻である初老薬剤師やすばぁと一緒に、二人三脚+社員の皆さんと、山あり谷ありを乗り越えてきましたが、今回のコロナ不況のような経験は初めてです。

 長い間、商店街のお世話などもさせていただきましたが、名だたる名店の皆さんも、口を合わせて「こんな厳しい経験はしたことがない」と実感されています。

 まだ、ワクチンや治療薬が完成し、出回るまでは、まだまだ オン コロナ(真っ最中)なのかもしれません。本格的な経済の落ち込みは、アフターコロナに私たちを襲ってくる可能性大です。

 長男夫婦や孫たちが、せめて努力に相応した暮らしができるような状況で、バトンタッチをしてあげたいという親心から、売上減を劇的に改善させる難しい課題にとりかかるまえに、まずは経費削減をして、少しでも出ていくお金を減らそうと考え、まずはそのターゲットを電気代にいたしました。

 うちは、薬局店舗の照明もREDに取り換え、業務用エアコンも3年前からエコ替えに取り組んでいます。

 それでも、ビル全体の電気代は、月に約10万円はかかっています。(それまでは、15万越えが普通でした)

 これ以上節約することは、難しいかなぁと思っていたら、田舎の経営者の集まりで耳にした新電力という言葉。

 大手電力会社の地域独占に慣れていた小生には、小さな電力会社に、生活・経営インフラともいえる電気供給をまかせて大丈夫なのかしらと思ったちゅうのが、正直なところです。

 流行りもの好きな後輩経営者が「もう、契約したけれど、10~20%安くなったんで、助かっとる」と言うのを、目先の経費削減に目がくらんで・・・バカタレじゃ、と心の中で笑っておりました。

 その年の9月、とても大きな台風が来て、珍しく2時間ほどの停電がありました。

 調剤室の冷蔵庫には、冷所保存の医薬品も入っているため、いざというときのため、保冷剤を沢山凍らせてあり、それを投入。

 レセプトコンピューターは、受付から薬剤情報、請求書から領収まで全部をお任せしている当店の神様であります。こういうこともあろうかと、システムの中に、無停電装置(停電時自動給電装置)を入れてあり、大ごとには至りませんでした。

 後日、例の後輩経営者に「こないだの台風の停電、新電力とやらは、大ごとでなかったんかぃ?」と意地悪顔で聞いてみたら、うちと同じ時間帯で復旧したとのこと。

 高い電気代は、安定供給のための保険料と思っていた小生は、悔しさ半分、不思議半分で、そのわけを聞いてびっくり。

 電線も、電柱も、配電所も全て大手の電力会社と同じ設備を使い、新電力の会社と契約したからちゅうて、工事は一切なかったとのこと。

 どういうこっちゃ??

 後輩いわく、電気に色はついていないため、新電力会社は大手電力会社の配電設備をすべてそのまま借り受けているため、インフラとしての電力供給の能力や危機管理は全く同じというではありませんか。

 じゃあ、設備は同じ、流れてくる電気も同じ、料金だけ安いんかぇ。まるで狐につままれたようなお話です。

 もし、新電力会社が倒産したら、電気が使えんのかい?

 こんな単純な疑問も、電気なしには業務も生活もできないから、真剣になります。

 調べて分かったことは、電気はライフラインのため、もし新電力会社が倒産したら、電気は止まることなく、その地域の大手電力会社が供給し続ける、いわゆるバックアップ契約なしでは新電力経営を許されんのですって。

 つまり、新電力会社は、再生利用可能電力など新しい電気を、大手電力会社の電気と混ぜ合わせて配電設備も共有して、利用者に提供。

 利用者が新電力と契約しても、新たな工事不要。

 大手電力会社と契約している、お隣さんと同じ電気が、契約先が違うだけで、供給してもらえる。

 こうやって聞くと、それで大手はいいんじゃろうか?つぶれんのじゃろうか?などと疑問に思いますが、新電力会社の進出位では屋台骨が揺るがないのが、大手電力会社で。その屋台骨を支えるため、大手ならではの経費がかさみます。小さな規模の新電力会社はスタート時から効率経営を組み立てているため、その差が料金の安さになっているのだとか。

 国の施策として、十大電力会社による地域独占を解消するきっかけとなるべく、新電力会社の誕生と運営支援をしているのであるとか。

 今、新電力会社は三種類あり、発電を専門にやっている会社。発電から販売を一貫して手掛けている会社。販売に特化した会社があるそうです。

 品質・安全性に危惧がないとなれば、どこが安価で、自分の利用形態の時に有利になるかということを見比べ、切り替えることで、うちの場合年間10万円以上の節約になります。

 ちりも積もれば山となる。

 アフターコロナの大不況に備えて、現在各社比較検討しております。

 もし、ご検討されるのであれば、小生が検討中の新電力会社のリンクを参考までに貼っておきますので、皆さんのお役に立てば幸いです!!

 

【宝くじつき電気・ガスプラン】

宝くじつきは、夢があるかもしれん(くにじぃの独り言)

 

これは、小生が現在検討中(くにじぃの独り言)

これも、検討中の有力候補(くにじぃの独り言)

小生の決定報告や体験談は、後日、ブログでお届けします!

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