どうも、初老薬剤師くにじぃです。
薬剤師を40年もやっていると、様々な出来事に遭遇します。
あなたは、今、薬剤師としてのキャリアに満足していますか?
今、幅広い薬剤師の職種の上位は、以下の5つです。
1・調剤薬局勤務
2・病院薬剤師として勤務
3・製薬メーカーのMRとして勤務
4・開発関係研究室に勤務
5・公務員
同じ薬剤師といいながら、職種も、職場環境も様々です。
今、あなたの職場に何の不満もなく、生きがいを感じておられるならば、以下の情報は必要なく、そうであって欲しいとねがtっております。
しかし、充足感を得られておらず、薬剤師としてのスキルを別の分野で生かせたらと思ったり、今の職場での人間関係、報酬、待遇(福利厚生や勤務時間など)に不満を感じている場合は、きっと以下の情報はお役に立てていただけるものと思います。
職業について、真正面から考える場合、少々時間を費やすことも大切ですし、情報を収集することは決して無駄なことではありません。
ですから、最初に初老薬剤師(62歳)の小生が、40年の薬剤師人生の経験を通じて提供できるこのお話を、面倒に思わず、お読みいただく時間は、必ずあなたの薬剤師人生に無駄にならずに役立ててもらえますので、ちょっと長くなりますが、お付き合いください。
職業、家族、趣味さまざまな人生を彩る構成要素。
その中でも、職業は「収入を得るため」だけでなく、職能を活用し、仕事を通じて信用を獲得し、生き甲斐を手にするという意味もあり「幸福な人生」の大黒柱ともいえる要素になります。
私の友人のひとりに、釣りが好きで、自分の釣り船をもって、週末は釣りざんまいの人生を送ることが夢という男がいました。
55歳になって、子供が大学を卒業したのを機に、それまで都会の大手調剤薬局の管理薬剤師として長年勤めていた勤務先を退職し、九州の海辺の小さな町の調剤薬局に転職しました。
今は、地元の漁師から古い釣り船を格安で世話をしてもらい、奥さんと二人で、田舎暮らしを満喫しつつ、夢だった釣りざんまいの生活を送っています。
これは、ある意味人生の前半を子育ての収入確保に重点をおいた暮らしを設計し、その後、自分が主役の人生を送るため、職場も住居も変えることに躊躇がなかった、うらやましい例だと思います。
彼のように、明確な人生のステージ設計を持っている場合、準備を周到に、時間をかけて行うこともでき、また、その作業も苦痛ではなかったと思います。
しかし、中には職場の人間関係や職務内容のミスマッチ、過酷な通勤条件、報酬に不満など、様々な負の要因を持ち合わせ、その苦痛から一刻も離れたい、不満を解消したいという人も少なくないはずです。
そういう場合、初老薬剤師のくにじぃのアドバイスは、苦痛や不満を解消するために転職が最善の方法と考えているならば、可能な限り速やかに、自分の求める条件の職場があるかの調査と、転職への準備に取り掛かるべきだということです。
そのために、自分でしかできない作業があります。
苦痛や不満を明確化することです。
今の職場、なんか面白くない…といった漠然たる思いは、どんな職場に移っても、改善できません。
・ 通勤条件(例)満員電車乗り継ぎ2回30分 から 天気の良い日は自転車で15分以内で
・ 職種 (例) 人の生死に関わる病棟勤務 から 調剤薬局薬剤師
・ 報酬 (例) 年収***万円 から プラス**万円以上
・ 勤務場所 (例) 大都市 から 両親の住む地方都市
などなど、改善内容を明確化することで、転職先を見つける基準が浮き彫りになります。また、これらの優先順位をつけておくことも大切な作業です。
薬剤師さんなら、すでにご存じのように、これまで薬剤供給量は慢性的に不足してきました。そのため、地方都市肉ほど、報酬条件は好条件の案件が多くなります。
また、10万人以下の地方では、都会からの移住施策も結構手厚い行政事業があり、中古格安物件の斡旋、移住補助金などもメニューがあるため、それらも視野にいれて検討することをお勧めします。(これについては、機会を改めて、紹介する予定です)
改善条件の明確化作業をして、それらの条件に優先順位をつける作業は、既婚者はパートナーと一緒に行ってください。
思わぬ抜けていた条件が浮かび上がったり、優先順位が逆転したりということがあり、夫婦で一緒に明確化作業を行うことで、より現実的な目標が出来上がるだけでなく、夢や目標を共有できるための貴重な作業になります。
ここまで自分で取り組める作業を行えたら、薬剤師の転職業務をサービスとしているプロに相談をする段階になります。
自分の作成した改善条件内容を伝え、プロが蓄積している膨大な量の転職先情報の中から、適合案件を選定してもらうのです。
ここの作業は、プロに依頼するに限ります。
家族(同居している家族で、一緒に転職をテーマとした改善条件明確化作業を行った人間を指します)以外には、相談をしないことです。特に、今の職場の人間に相談をすると、引き留め、転職希望を持っているという情報の洩れなど、今までの苦痛や不満に加えた新たな負の要因を必ず引き起こします。
あなたの人生の主役はあなたであり、ここはクールに、秘密のミッションにしなくてはなりません。
いくらプロにお願いしても、優先順位上位条件の改善に見合う転職先が見つからなかった場合は、そんな条件適合案件と出会うまでは、今の職場で報酬を得ることが、大切な生活の糧になるのですから。
また、プロに相談したら、その瞬間に絶対に転職しなくてはならないという、新たな呪縛ストレスにまとわりつかれないよう、無料登録でき、しかも、有資格者アドバイザーによる協議やアドバイスを得られるようなサービス提供者を選ばねばなりません。
初老薬剤師くにじぃが知っているのは、20年以上医療分野の世界で、薬剤師転職斡旋サービスの実績を持っていて、日本全国をステージとし、大勢のアドバイザー社員がいる一社だけです。
ほかにも、最近新しい会社ができているかもしれませんが、初老になると、ついつい実績中心で見てしまいがちですので、その一社は下にリンクを貼っておきますが、他の会社についても調べてみてくださいませ。
■□■□薬剤師の転職なら、薬剤師ベストキャリア■□■□ ・国家資格キャリアコンサルタントが多数在籍。 ・北海道から九州・沖縄まで、4つの拠点で”顔の見えるサポート”。 ・医療・介護専門の転職サポート20年の実績。会員数約30万人! 「あなた以上に、あなたのキャリアを考える」を信念に! 皆さまの人生のステージに寄り添い、心をこめたお手伝いをいたします。 まずは無料会員登録から
さて、条件に適合した転職候補が見つかり、連休を利用して、その街にでかけ、環境なども確認。その街の役所に問い合わせ、移住補助金制度もあり、住まいも移住担当の市役所の担当課がお世話をしてくれるという話も貰った。
ここからは、今の職場を退職できるように、手続きをする段階へと進みます。
一番の理想は、退職・・・引っ越し・・・新職場への就職。
この一連の流れが、滞りなく進めばいいなぁ、ちゅうことです。
薬剤師確保は、あなたが辞めたい職場も大変な作業。
労働契約書の中で、自分都合の退職は、何日前までに行うことという取り決めがありますので、その遵守は社会人として守らねばなりません。
もし、あなたがご両親の住む場所への転職が決まっていれば、ご両親の体調や、介護などを理由にできるよう、ちょっとだけご両親に協力をお願いすることもひとつの手段です。
最近は労働環境が整備されているため、医療系など薬剤師が勤務する職場で、ブラック的な組織は少ないと思いますが、もし、退職に難航が予想される場合には、退職のプロにお願いすることも一つの手段です。
退職代行というサービスが事業化されており、退職の手続きをあなたに代わって行ってくれます。
これは、有料サービスになりますので、あなたの希望の形(本人が一切タッチしないで退職できないか、とか、もし揉めていれば、スムーズに*月*日までに退職できるかなど)を具体的に相談し、かかる費用も効果に対して妥当と判断されれば、利用価値もあると思います。
薬剤師としての職能を、職種で選ぶのか、それとも報酬で選ぶのか、職場環境や住居環境に重点を置くのか、あなたが自分の人生を自分の手に取り戻し、あなたの夢の実現に少しでも役立てるアドバイスになれば幸いです。
長文、お付き合いいただき、ありがとうございました。