どうも、初老薬剤師くにじぃです。
新人薬剤師の皆さん、いきなり社会人となってコロナ騒動、大変ですなぁ。現在、薬剤師の就職率は100%なので、すでにそれぞれ新しい職場に就かれていることと思いますが、40年前に卒業した私の時代と同じ悩みが、大学時代の専門書=教科書の処分です。
とても厚く、重たいし、場所をとる。引っ越しの際にも、身軽にできません。
そこで、アドバイス。大学時代の教科書は、社会人になって必要ありません!
もし残すとしたら、薬理学と基礎医学の分野のテキストくらい。
でも、それらもほとんど社会人となって不必要です。
なぜ不必要かというと、病院・調剤薬局・製薬メーカーなど就職先がどこであれ、薬剤師が活躍する職場でには、必要な専門書籍やデータは、最新のものが職場で揃えられているか、配布されるからです。
それぞれ、担当する職場で必要な専門知識は、より深く、常にに更新されています。
大学での教科書は、概論が主で、広く浅く。
小生も、捨てきれず持ち続けていた教科書を、実際に仕事のために読み返したことは、ほとんどありません。
であるならば、高価な書籍代金を支払ったものを、燃えるゴミや資源ごみに出すのは、忍びないし、勿体ないですよね。
では、ということで街のBOOKOFFのような、リサイクル店に持ち込むと、ほぼ間違いなく10%の値付けです。
そこで、おすすめは、医学・薬学など医療関係書籍の専門古書籍店への持ち込みですが、あまり身近にみかけません。
お勧めが、私も利用している、専門店。
ここは、引き取り金額も、それぞれきちんと査定してくれ、その上、送料も負担してくれます。(必要な段ボールも提供してくれます)
今回、特に新卒薬剤師さんに向け、この情報を提供したのは、出版年月日が新しいものほど、査定価格を高くみてもらえるため、なるべく早く整理した方がいいよという意味での、初老薬剤師からのアドバイスなのであります。
断言します。薬剤師人生、これから先、いやっというほど専門書を買ったり、製薬メーカー提供の資料、学会誌などが溜まっていきます。
定期的な整理をしないと、ホコリとともに、置き場所に困る存在になること間違いなし。断捨離とまではいかなくても、情報の軽量化(ペーパーレス化)は、薬剤師にとって不可欠なものだということを、すぐに実感されることでしょう。
身軽な薬剤師人生は、専門書の処分がファースト・ステップなのであります!!