コロナ鬱(うつ)対策協議会

健康対策協議会

 マスク着用で生じる鬱状態の解説を別ブログでいたしましたが、今回はコロナの影響が与える全ての鬱症状の初期段階における改善方法を三つご紹介申し上げます。

 小生、初老薬剤師くにじぃは、薬学部で生薬学研究室で学び、卒業後、鍼灸学校でさらに東洋医学を学んで、薬剤師・鍼灸師として社会人となりました。

 そんな小生が紹介するのは、まず、精神的なストレスを開放するためのツボの紹介と、刺激方法の説明です。

 まず、自分一人でできる方法から解説します。

 自律神経の安定化・鬱(うつ)解消のツボ処方。

 第一刺激点 天柱(てんちゅう)

 天柱は、首から後頭部のつながり目にある場所で、自分で指圧できるツボです。

 襟足と呼ばれる部分の頭部付け。

 後ろ首中央の筋肉を挟むように、親指で頭に向かって押し上げていくと、頭がい骨の後ろの出っ張りにぶつかって指の止まるところが天柱というツボで、左右両側にあります。

 押さえる方向は、右は左の眼に向かって。左は右の眼に向かって。親指の先で、グリグリと気持ちの良いくらいに小さな円形を描くような押さえ方を致します。

 眼精疲労にとても効果のあるツボで、頭痛やめまい、首こりにも効果があります。

 押さえ方のコツは、グリグリと5秒ほど押して、力を緩め5秒ほど置いて、またグリグリを4、5回繰り返すことです。

 第二刺激点 膻中(だんちゅう)

 このツボは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを整える効果絶大であります。

 場所は、左右両方の乳首に線を引き、その線と体の中央の交わる場所です。

 女性の場合は、年齢やバストの大きさ形によって上下がありますが、男性の場合は、ほぼ第四肋間の正中線上に当たります。

 もし、バストの上下が気になる方は、左右の肘を水平にして、手首が90度になるように合掌すると、胸の中央に当たる親指の第一関節の部分がツボの場所になります。

  押さえてみると、皮膚の下にすぐ胸骨があるため、指圧での刺激を与えにくい場所です。

 ここの刺激方法は、指圧ではなく、爪鍼(つめばり)です。

 難しくはありません、直接、このツボの皮膚の上を、10円玉の大きさ位の範囲、爪でポリポリと軽く掻いてあげます。

 力を入れず、気持ちの良いくらいの掻き方で、5秒ほど掻いて5秒休むを4,5回してあげると、皮膚がピンク色になります。

 人は、神仏を前に、合掌することで、心が穏やかになります。

 洋の東西を問わず、合掌は祈りのポーズ。
 つまり、このツボの部分に親指の第一関節が軽く触れることで、心が静まり、神仏と会話できる精神状態になるというツボなのであります。

 就寝前に行うと、深い睡眠を得られ、睡眠中に心の修復を行ってくれます。

 コロナ鬱(うつ)対策にお役立てください。

 

 

 

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